the 3rd burger@新宿
新宿駅でぽっかりと時間が空いたので休憩がてら訪問。外資系かと思っていたら焼き鳥の「てけてけ」の会社がやっているんですね。
注文はシンプルなチーズバーガー(390円)サイズはモスより一回り大きい感じです。
おお、結構美味しい。パティがモスやフレッシュネスよりしっかりしてます。ここはセントラルキッチンでは無く店舗調理らしいので、その辺がいい方向に働いているのでしょうか。バンズ、レタスのクオリティも上々。
強烈な個性は無いけど、値段の割にかなり美味しいです。サードウェーブ系ではシェイクシャックより好みでした。
the 3rd Burger 新宿大ガード店 (ハンバーガー / 新宿西口駅、西武新宿駅、新宿駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0
キッシュ専門店 レ・カーセ@奈良
奈良公園にあるキッシュ屋さんに行きました。風情のある店構えです。
テイクアウトだけでなく、イートインもあります。人気のランチは予約必須。
ショーケースに並ぶキッシュ達。選ぶのに苦労しました。
冷製キッシュカプレーゼ。トマトの酸味で軽やかな食味。
筍と厚切りベーコンのキッシュ。どーんと乗っかった筍が風味豊か。
煮穴子と牛蒡のキッシュ。癖の強い食材たちですが、意外とキッシュにしても合いますね。
牛すじのキッシュ。生地の塩気とすじの濃厚な旨味で攻めるがっちり系キッシュ。個人的にはこれが一番美味しかったです。
どれも美味しかったです。ベースとなるタルト地やパイ生地が美味しいので、基本的にどれ食べても美味しいと思います。具材もそれぞれ明確な個性があるので、複数購入しても飽きないのが有難い。奈良公園を訪れた際は是非足を伸ばして訪れたいお店です。
キッシュ専門店 レ・カーセ (カフェ / 近鉄奈良駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
s.201@昭和町
昭和町の隠れ家点心バーにランチで訪問。昼ですが一杯貰います。ハウスハイボールはカナディアンクラブ。
ランチはコース仕立てです。最初の一皿はスープ餃子。餃子の中はタコやエビがたっぷり。スープはあっさりながら旨みに満ちてます。餃子の中に濃い目のスープが入っていて、割ると味が変わり二度美味しい。
小籠包と鶏肉の蒸し餃子。小籠包はスープたっぷり、お肉はホロリと。鶏肉の蒸し餃子はパクチーが入ってて意表をつく味。
続いてニラ餃子とエビ餃子。ニラ餃子はニラの風味が爆発ですごくキャッチー。エビ餃子もギチギチにエビが詰まっていてリッチな味わい。
揚げ餃子も揚げたてで。モチっとした甘めの皮が美味しい。
大根餅。色々と混ぜ込まれている具材がいい味を出しています。
イカとコーンのお団子。上に優しい味の餡がかかっています。見た目に美しく、食べても美味しい。
〆のご飯はチマキか豚バラご飯。私は豚バラご飯を選びました。香り高い米に絡む豚バラが旨い。
嫁様はチマキで。具材が色々入っていて大変美味しかったそうです。
夜営業はコースもアラカルトもあります。アラカルトはひと籠500円からなので、充実したラインナップのウイスキーを楽しみながらちょこっと摘むなんて使い方も可。
やはり特筆すべきは料理のクオリティの高さ。それでいて昼夜とも値付けもリーズナブル。名店です。小箱なので訪問時は予約がオススメです。
リストランテ オルケストラータ@奈良
久しぶりの休日は奈良へ。嫁様の友人とランチです。奈良公園の国際フォーラム内にあるひらまつ系列のお店に伺いました。
子供も一緒なので、サクッと食べれる一番安いコースで。
ワインはペアリングで貰いました。ひらまつ系列なので、泡は定番のドゥラモット 。
一番安いコースでも、アミューズが出てくるのは流石。ドゥラモットと共に頂きます。
フォカッチャは2種類。フォカッチャもさる事ながら、奥のオリーブオイルが中々美味しかった。
前菜は淡路玉ねぎのフランとエンドウ豆のアイス。フランは玉ねぎのポタージュを優しく形にした感じで、単純明快に美味しい。玉ねぎのフリット、エンドウ豆のアイス、ホタルイカと脇も盤石。これはレベル高いなー!
次のパスタに合わせてシャルドネを。意外と甘めで、濃厚ながら優しい味わいでした。
パスタは小柱と山菜のパスタ。細切りのウドやワラビ等種々の山菜に加え、小柱も結構ゴロゴロと入っています。塩気の強さは好みが分かれるところですが、山菜の野生味溢れる香りが良いですね。
クードレ・ド・ボーカステル。コート・デュ・ローヌの赤ですが、これかなり美味しかったです。濃厚かつ程よくスパイシー、ニューワールド的なキャッチーさすら感じます。
メインはガリシア豚。上に奈良漬のペーストを乗せて焼き上げてあります。これがべらぼうに美味しかった。ここ最近のメインでは最も良い一皿だったのでは。
火入れ完璧なのは当然ながら、上の奈良漬がメチャクチャいい仕事します。癖のある食材なのにキツさは感じさせず、旨味だけをブースト。モスタルダ(マスタード風味のマーマレード)と合わせても目先が変わってまた旨い。又食べたい。今すぐにでも食べたい。
デザートはイチゴ縛りの一皿。奈良のブランド苺を使っているそうです。イチゴそのものが驚くべきクオリティな上に、イチゴのソルベが素材の上を行く旨さ。
食後のコーヒーと共にプチフールまで出てきました。完璧。
これで料理と食後の飲み物だけなら税サ込みで4千円強です。感嘆のため息しか出ません。どんなカラクリでこの内容を出せるのでしょうか?大資本の凄みを感じました。
ちなみに子供用のプレートもあります。大人が食べても美味しいクオリティの高さ。特にハンバーグは絶品でした。
奈良に行った際は是非。全力でおススメです。
リストランテ オルケストラータ (イタリアン / 近鉄奈良駅、京終駅)
昼総合点★★★★☆ 4.2
ランデヴー・デ・ザミ@南森町
南森町の超人気店。平日ランチで伺いました。メニューはこんな感じ。ランチに小前菜を付けました。
スープはさつまいもの冷製ポタージュ。さらっとしてますが口に含むとガツンと甘み、さつまいもの風味、遅れて少し塩気。すごい好みの味です。
小前菜はカツオのカルパッチョ。上にサラダがどーん、と。カツオの質はソコソコながらも、ビッと塩と酸味が効いたハッキリとした調味で分かりやすく美味しい。
メインは桜島鷄。ももの部分は皮をパリパリにロースト。対照的に手羽元は柔らかく煮込まれています。少しビネガーの酸のあるソースで野菜と一緒に食べる趣向です。
これも良いなあ。写真の印象の何倍も美味しいですコレ。ザクッとした見た目ながら手抜きが一切無いので、何を口に入れても美味しい。
そうそう、写真では見切れてしまっているのですが、大振りなパンも付きます。バゲットではなくチャバタかな?これがまた美味しかった。
総括。ケチの付けようの無いランチでした。全力でお勧めします。ただランチとして完成度が高いだけではなく、店の調理・調味の方向性がキチンと見えるのも素晴らしい。この方向性なら安心して夜も来れそうなので、次はディナーで。
ランデヴー・デ・ザミ (フレンチ / 南森町駅、大阪天満宮駅、なにわ橋駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
威徳@北新地
北新地の高級焼肉店。あ、接待とかではないです。普通のおっさんサラリーマン4名で訪問。
挨拶代わりのローストビーフでスタート。ああ、この断面の美しさよ。
本日のお肉たちのプレゼン。テーブルのテンションがにわかに上がります。
まぁまぁ落ち着きなさいよ、ということでレバーパテ。なんちゃない見た目ですが、これが滅法うまかった。ワインが蒸発してしまう。全然落ち着かないじゃない。
焼きはまず厚切りのタンから。当店は焼肉ですが焼きはすべてお店の人がやってくれます。一般的な高級焼肉店はフレンチ以上のお金を取るのに技術料部分にあたる火入れの部分を客にぶん投げるので嫌いなのですが、この方式なら大歓迎です。
きれいに包丁が入ったタンはさっくりと噛みきれ、旨味がじゅわりと。ああ、ここ間違いなく美味しいわ。
続く赤身は2種類の薬味で。おおう、これもため息が出るくらい旨い。
本日のホルモン。当店を来訪する事が分かっていたのにも関わらず0次会でしこたま飲んでいたので、この時点でかなり酔っ払いで部位失念。美味しかったのは覚えている。
そしてメイン。この時はロースでした。この時点ですでに放心状態だった面々に衝撃が走る。
もう言葉は不要ですね。力強い素材。抜群の火入れ。一口食べるたびに「おお…」とか「うわぁ…」とか呻くテーブル。
残念ながらこの辺から泥酔してしまい、写真が…
〆のご飯はサーロインの薄切りと卵で食べる土鍋炊きのご飯。コレも不味い訳ない良い品でした。最後にフルーツを食べておしまい。
うむむ、至極真っ当に美味しかった。流行りの肉割烹的な飛び道具も無く、どストレートなメニュー構成で満足できる地力の高さ。値段についても、勿論絶対的な金額はソコソコしますが、立地やモノを考えると寧ろリーズナブルです。いや本当に美味しかった。