カセント@神戸
ソン デコネの記事を書いていて、ふとカセントのメインが頭をよぎったので、古い写真を引っ張り出して書いてみる。
ピエール・ペテルスのグランクリュで乾杯。
...バイザクラスでこのクラス出すの?
この後もペアリングで恐ろしいワインがじゃんじゃか出てきます。
アミューズ。小豆のスープが出てきました。
「あーこれアルサックでも出てきたなーイマイチだったよなーあれ。つーかアルサック自体微妙だったよなー」とか思いながら飲むと普通に美味しい。悪口言ってごめんなさい。
それ以外のアミューズも、どれも外さない。特に右上のアンチョビがすこぶる美味しかった。
モルシージャも。旨味がガツンと来るやつです。
この多皿アミューズにワインをどう合わすのかなー、と思っていたら赤と白一杯ずつ出てきて笑う。
フランスのピノブランとオーストラリアのピノ・ノワール。それほど高価なワインではないですが、ある意味もっとも正解に近い提供の仕方。
次のサラダに合わせて、と。トスカーナの白。
当店はモダンスパニッシュですが、ワインはスペインに拘らず変幻自在です。
ここのスペシャリテのひとつであるサラダ。
ミシェルブラスのガルグイユ的な美しさ。
ここにホエーのソースをかけます。
サラダのようなスープのような、不思議な感じ。
魚に合わせて...でシャサーニュモンラッシェのプルミエクリュが出てきました。いやいや。なんでペアリングでこんなん出てくるんでしょうか。
お魚も素晴らしい。
メインはなにわ黒牛。トリュフに隠れて全然本体が見えませんが、いうまでもなく完璧な調理です。
ああもうワイン、ワイン!とたまらずグラスに手を伸ばす。文句無し。
〆は「スペイン風おじや」ですとの事。
これがまた馬鹿みたいに美味しいの。
デゼールは普通です。これまでが凄すぎただけで、デゼールそのものに罪はない。
これでランチとはいえ2万位だったかな?
サービスも付かず離れずで快適そのもの。
関西の至宝。
- ジャンル:イノベーティブ・フュージョン
- 住所: 神戸市中央区中山手通4-16-14
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- (写真提供:matu4)
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