底辺経理屋の食べ飲み備忘録

しがない経理屋の外食備忘録です。

NAKATSUKA@烏丸

NARISAWAのスーシェフが京都で独立されたと聞いて。NARISAWAだけでなく、Le pre catelanやArzak、日本でもアコルドゥ等で修行されたとのこと。

 

ちなみに当店のパティシエさんもNARISAWA出身。デザートラバーとしては嬉しい悲鳴。

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8,000円のコースにワインをペアリングで。
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アミューズはスイートポテトから。
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お魚は何だったけな。
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ムール貝とクスクス。
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米ナスにホロホロ鳥のハム、黒にんにくのペースト。
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ブイヤベース。直球で美味しい。
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カトラリーが変わります。
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メインは仔牛。
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アイス。
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メインのデザート。他にもリンゴを半玉使ったアップルパイの再構築とかも選べました。
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ミニャルディーズとコーヒーで〆。
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美味しいんです。

でも、失礼ながら、何というか普通なんです。

これは料理にもデゼールにも言える。

 

確かな技術を持たれている事はよく分かる。でも、強烈な個性や圧倒的な尖りの欠けを感じてしまう。

それは奇抜さでなくてもいいんです。普通の事を誰にも真似できないレベルまで高めるとかでもいいんです。

 

あくまで高い水準どまりであって、他店でも替えが効いてしまうなぁ、と言うのがホンネです。印象に残らない。もう思い出せない。

 

不幸なことに、シェフの経歴が鮮烈であればあるほど、顧客サイドも鮮烈な経験ができると勝手に期待値を上げてしまうのですよ。

 

普通にきちんと美味しいものが食べたい、であれば当店はおススメです。本当にキチンとしている。値段も提供されるものを考えるとリーズナブル。

下手に先入観を持たず、ニュートラルに評価すれば間違いなく佳店です。

 

でも、どうしても期待してしまうんです。技術の棚卸と、表現したい事の具体化。それだけできっと何倍も心に残るレストランになると思います。

 

 

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